
フランスのアーティスト、ダニエル・ビュラン(Daniel Buren)の初期作品10点を展示した2016年にニューヨークの「Nahmad Contemporary」で開催された展覧会に伴い刊行されたカタログ。
ダニエル・ビュランといえば、2022年に竣工した「福岡ビジネスセンタービル」に作品が常設されたことでも話題に。本書では、今やビュランの代名詞となったストライプが生まれた瞬間のドローイングに触れることができる。時は1965年、ビュラン27歳。織物市場で出会った8.7cmのストライプに出会ったことで、巨匠への道が開かれた。
その後シャープに洗練されていくストライプにも柔らかで生々しい時期があったということ、そしてのちの巨匠が若い時期にどんな表現にチャレンジしてきたのか、ぜひお楽しみいただきたい。
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softcover
68 pages
215 x 253 mm
color
2016年
published by NAHMAD CONTEMPORARY
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