
動物の骨を土でつくる中嶋草太の「陶骨展」
虚屯(福岡市中央区平尾3-17-13)では、2022年3月26日(土)から4月3日(日)まで中嶋草太による個展「動物の骨を土でつくる中嶋草太の『陶骨展』」を開催します。
中嶋草太は、愛知県立芸術大学大学院陶磁専攻に所属しながら陶芸を研究するアーティストです。今回の個展では、中嶋が強い関心を持つ動物の骨をモチーフにした陶作品12点とそれに関連するスケッチを展示します。
動物は生まれると死を迎え、文字通り土に還ります。中嶋はその土を使って、動物の骨を作ります。そのモチーフにはすでに絶滅してしまった動物も含め、さまざまなものが選ばれています。「土」を使って「骨を再生」することで、長い時間をかけて骨をも取り込んでいるであろう「土」の奥の方にある物語がムクムクと立ち上がってくる感覚があります。
何万年という時間と、地球をかたちづくる土と、そこで生きる動物の物語を空想する時間を、ぜひ体験してください。
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◆詳細
会期|2022年 3月26日(土)〜4月3日(日)
時間|13:00〜19:00
会場|虚屯(ウロタムロ)〒810-0014 福岡県福岡市中央区平尾3丁目17−13
入場|無料
※3月29日(火)以外は作家在廊しております。
主催|カラクリワークス株式会社
作品はこちらからご購入いただけます。
https://ulotamlopublishing.com/?category_id=6239536b34e017767a050b85